先日、あるベテラン女優さんが、それまで誰にも相談できなかったという秘密を私に打ち明けてくれた…

「私は15年間、第一線の舞台に立ち続けてきました。でも…ただの一度も役になりきれたという感触を味わったことがありません、また、悲しい場面なのに本当に泣けたことも一度もないんです…」

その表情は決して深刻ではなく、むしろ、拍子抜けするほどあっけらかんとした告白だった。しかし、内に秘めた痛みは十二分に伝わってきた。

もちろん、彼女なりに努力はしてきたらしい「書籍を読みあさり、時間を見つけては様々なワークショップで学びはしました…確かに有益なテクニックや知識は増えました。 でも、知識やテクニックが増えれば増えるほど、不安も増える一方で… これで合っているのだろうか？とか、あれもやらなければ！と…

今は、演技に対して少し混乱しているのかもしれません。

結果、未だに自分の演技に漠然とした不安を抱えたままなのです。」と…そして、その先を続ける彼女の語り口は、先ほどとは違って少し感情的だった…

「私が夢見たのは役の人生をイキイキと魅力的に生き、お客様を心の底から魅了している自分でした。ところが今の私はなにか薄っぺらな表現に終始している気がしてなりませんし、周囲もそれ以上の演技を私に期待していないのが手に取るように分かります。」

「可もなく不可もない女優…そんなレッテルに安住している状態、そしてなによりも自分自身が演技に対して昔ほど面白味や魅力を感じられなくなってきているのが残念でならないのです…」

「私はもう何をしても、これ以上の演技はできないのでしょうか？」

しかし、彼女はその30分後…  

演技中に初めて号泣したのです… 

彼女がそのためにしたこと、それは、私との数分のセッションだけでした

恥を忍んで打ち明けてくれた女優さん程では無いかもしれないが、もしかすると、以下のような感覚に覚えがある人もいるかもしれない…

 あなたはこれらの原因の根幹がただ一つだと言うと驚くだろうか？

• 感情を込めようとすると不自然で大げさになる。しかし、自然に演じようとすると素っ気ない演技になり物足りないと言われる。
•  上手く泣けても、独りよがりでお涙頂戴の痛々しい演技と言われてしまう。
• これ以上何を学び、どう深めればかつて私が夢見たような自然で観客を魅了する演技ができるようになるのか見当もつかない。
•  マイズナーテクニック、チャバックメソッドなど様々なテクニックを学んだ。でも、いざ実践となると使いこなせている気がしないし、かえって足かせになっているかも…。
• 「役を生きるため」の戯曲や台本の読み込み方が未だに分からない。
• 日々、一流に近づいていると自覚できるような訓練に邁進したい。歌手にとっての発声や野球選手にとっての素振りのように、他の芸事と一線を画す、役を生きる俳優だからこその独自の効果的なトレーニングに集中したい！　…しかし、それが何か分からない…

もし、あなたが十分に経験を重ねているにも関わらず、技術について不安を感じていたり、その不安を解消する術を知らないのだとしたら、その原因は恐らくただ一つに絞ることができます！それは…

「演技とは何か？」という問いに心の底からの確信が持てていないからです！

あなたは、「その冒険のゴールがどこか？」を知らないままに、様々なアイテムや情報をそろえてきたのかもしれません。

しかし、最終的なゴールがどこかなのかを知らずに、靴や道具を新調しても、便利な乗り物を手に入れたとしても、あるいは、ちょっとした魔法を伝授されたところで、それらが役に立つはずがないのです。

なぜなら、ゴールを知らなければ、それらを、いつ、どのように、なんのために使えば良いのかが全く分からないのですから…

孤独に努力している多くの俳優が演技教師やコーチに失望を感じた経験があり、そのせいで独学を続けているという。演技が思うようにいかない時、多くの俳優は既に大きな痛みを感じています。そんな時、ただでさえ自分を責めがちな俳優に演技教師がその失敗を俳優のせいにするのだとしたらどうだろう？  

• 俳優の努力不足のせいにするコーチ
• 俳優の覚悟のせいにするコーチ
• 俳優のトラウマのせいにするコーチ
• 俳優の緊張のせいにするコーチ
• 俳優の性格のせいにするコーチ
• 質問や相談ができないコーチ 

これでは、俳優は傷口をいたずらに広げられまいと心を閉ざし、かたくなにならざるを得ません。

そのような状態にありながら稽古場で自分を晒すなど不可能です。恐れを抱いた状態で良い演技をするのは難しいでしょうから悪循環は続き、しだいに自分の才能や適性を疑い自信を失ってゆくでしょう。

そんな演技教師の元を離れたのは当然の選択としか言いようがありません。

しかし、どの分野においても一流を目指すにはコーチの存在は欠かせません。

あなたがこれまで孤独に頑張ってきたのは本物を知らなかったからです。本来のコーチの役割とは…

一見、到達不可能に思える大きな課題を、着手可能な小さな課題に刻み、ステップバイステップで進むその小さな一歩一歩のその先に、のぞむゴールに到達するあなたの姿をありありと示し、やり遂げるまで見届けることです。

演技について語るのは確かに、非常に厄介で繊細な仕事です。

しかし、それを職業とする俳優や演技教師がその困難を乗り越え、演技について語る言葉を磨かなければ前進のしようがありません。 

 いつまでたっても「自分で考えろ！感じろ！」では、日本の演技が世界レベルに到達するのまだまだ先の話になってしまうでしょう。

言葉を持たなければ、個人的に積み重ねることも、仲間と共有することも、世代を超えて継承することもできないからです。 

世界の俳優は皆、演技について語りあうための共通言語を当然のように獲得しています。 

言語化できるからこそ、間違ったときに創造的な反省や修正もできますし、上手く行った時には次回へのさらなる洗練や再現性を高める工夫もできるのです。  

先ずは「演技とは何か？」を心の底からコーチと共有する必要があります。

次に「実践」を通して、仮説→実演→フィードバック→さらに有効な仮説への調整というサイクルを繰り返し、演技の本質を頭だけではなく身体に落とし込んでいかなければなりません。 なぜ、出来なかったのか？なぜ、出来たのか？ これらをその都度、論理的にも感覚的にも納得しながら演技への確信を深めてゆくにはどうしても共通言語が必須です。 

もし、あなたの演技力が未だに世界基準でないとしたら… 私はそれをあなたの感情開放ができていないせいにはしません。あなたがつい感情開放してしまうような焦点を見つける技術がないからです。

リラクゼーションが不十分だからともいいません。あなたがつい余計な力をぬいてしまうような具体的な目的と動機を得る方法が分かっていないからです。

トラウマが解消されていないからでもありません。あなたが虚構の世界に夢中になりきる技術がないからです。

私はその全てをあなたが「納得した」というまで教え、そして、あなたが「出来た！」と感じるまで導く言葉を持っています！

目新しいが、実践にどう応用すればよいか分からな訓練メニューや

テクニックの数々に戸惑い迷走してはいませんか？

「演技とは何か？」の根幹を知らないままだからかもしれません。 

現在のリアリズム演技のあらゆるメソッド、テクニックは全てスタニスラフスキーシステムを根幹としています。根幹を知らずに数々のテクニックを身に着けたとしても自在に応用することは難しいかもしれません。 

「美しいオーナメントを沢山手に入れた…でも、それらを飾る肝心のツリーがない状態…」と表現してくれた女優さんが印象的でした。

チャバック、ステラ・アドラー、マイズナー、リー・ストラスバーグ、ウタ・ハーゲン、スーザン…

逆に言えば、現在あなたが身に着けたテクニックが何であれ、スタニスラフスキーシステムを心の底から納得して習得することができれば全ての枝葉末節が太い幹へとつながりを持ち始めます。 

やがて、その幹はしっかりとあなたという大地に根付き、全てが有機的に機能し始めます。どこで学んだとしても全てはスタニスラフスキーに辿り着きます。豊かな実りにあなたはさらに自分の力に気づき、俳優である自分への自信と誇り深め、演じる喜びを一生涯にわたって増大させ続けることが可能になるのです。

リアリズム演技の原理原則を完全に理解、納得、習得して頂きます。

原理を理解し、原則に従う方法を身に着ければ、自己流で取り組んできた不安を解消し、演技の準備、反省の精度が違ってきます。

経験が糧になるのは当たり前、その純度が格段にあがります。

これまでの失敗さえも成長の糧になり、今後の成功の原因解析、再現性も飛躍的に高まります。

俳優独自の基礎的技術や感覚を鍛える訓練を怠らない日々に憧れていませんか？

しかし、多くの俳優は「何が俳優独自の基礎的技術なのか？」さえ知りません。

俳優独自の技術や感覚とは何かを完全に理解し、

体系的に身に着け、磨き続ける訓練に取り組んでもらいます！

やりっぱなしではなく「完全な理解」と「習得」があるからこそ

「応用」につながり、本当の実力が身についていきます！

俳優独自の身体感覚と思考法を磨く本当に役立つ基礎訓練を

毎日繰り返して完全に習得して頂きます。

俳優の悩みの9割は「ホンの読み方」に起因します！

• 効果的な役の目的の見つけ方
• 役と共感する動機の高め方
• 行動の洗練の原則やビートに分けるコツ

など、確実にホンの読み方がワンランクアップします。

俳優経験の10年分に相当するかも！

【丁寧な実践】

役との一体化に欠かせない人物の目的を洗練させるプロセスを実践！質疑応答を繰り返しながら納得して習得！しかも、あなたの相手役は私が務めます！

【深みがあり難易度の高い課題】

テキストは行動解析の有効性検証の繰り返しに耐えうる

難易度の高い洋画や古典から抜粋します！

【全レッスンを録画収録】

稽古全てを録画しますので復習や次回稽古の準備に効果的です。

稽古中かなり大量の情報を共有しますがメモに忙殺されず稽古に集中できます。

お互いに納得できるまでお付き合いします！

難易度の高い課題が多いです。

もし、あなたが出来ないのであれば、それをあなたの性格や才能や過去など、

今どうしようも無い領域に責任転嫁しません。

あなたが苦手な場面があったとしても、

それをなんとかする技術を身に着けて頂きます。

その他、演技に関する質問、相談にはなんでも応じます！

安心してついてきてください！

私はあなたに訓練メニューを与えるために居るのではありません。

私はあなたに解決を与えるために居ます！

観客を魅了する俳優を目指し、一緒に最後までやり遂げましょう！

完全マンツーマン9ヶ月オンラインプログラムの受講料は… 

￥900,000

 ※(税込)　お支払い方法：一括銀行振込、あるいはカード利用可です！

ただし、もし、あなたが俳優業だけで生活できていないのであれば同じレッスン内容ですが…

￥360,000

  ※(税込)　お支払い方法：一括銀行振込、あるいはカード利用可とさせて頂きます。

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購入ページは私との面談後、決断された方だけにご案内しております。

受講希望の方も、まだ迷われている方も先ずはzoom面談をお申込みください！

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